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時光代理人 考察メモ⑳「人质」

#Ⅱ-8 中国タイトル「人质(HOSTAGE)」

日訳:人質

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もう8話です。おあああ~(語彙力)

 

・作画スタッフ

脚本(剧本)は李豪凌、絵コンテ(分鏡)は陈绍宇(陳紹宇)、叶子。

今回も鉛元素動画制作。

 

・今回分かったこと

警察に現れたのは、天希に女装した天辰だった。マスクを付けていたのは変声器でも仕込んでいたのだろうか。

天辰は触れた人物を操ることができる。

→過去の話では天希の「写真に関する能力」を操ることにより、母を操作して父を殺害したということか。これが「奪う」能力ということ?であれば捕まった陸光の能力も使われる可能性が高い。

→つまり残りの「写真に関する能力」を持つのは李天希ということになる。

2話で病室にいる陸光に写真を渡しに来たのは天辰だったが、中身は能力を使った天希だったということ?

李天希と天辰の案件は銭進が受け持った最後の仕事だった。

→銭進は李兄妹と出会ったことで計画を思いついた?

 

・自転車

喬苓は裏口に止まっていた自転車の鍵を解錠して陸光から送られてきた位置へ急いでいる。都合よく喬苓のものがあったとは考えにくいのでシェア自転車だろうか。構造が簡略化された描写なのか、電動自転車にも見える。

中国では放置されるシェア自転車が社会問題になっている - GIGAZINE

 

・陸光の行動

18時42分。

陸光は、自分を小時に操作させるために、行動を起こす20分前に病室の写真を意図的に撮り、スマホを残していた。小時を助けに来た、やけに動きのいい陸光は、実はダイブ中の小時が入っていたということだ。腹の傷も一時的に塞がっているのだろうか。

小時が陸光の中に入るという話は小劇場第6話にもあった。

これから小時を助けるために陸光in小時の大冒険の一部始終が始まるのか?それとも小時は過去を変えようとするのか(そもそもそんな事が可能なのか)。

「还好赶上了(運良く(ようやく)追いついた)」と言っているし、すごいルートでボートで体当たり決めてくるあたり、来週色々とありそう。

過去の小時を助けに行かないとタイムパラドックスが起こる問題、幼少期に見た「どらえもんのび太の大魔境」を思い出しぐるぐるしてしまう。タイムリープ一周目はどうしたんだ……

 

・陸光のスマホロック

「偶然見たことがあるから知っている」ということだが、小時がすんなり陸光のスマホのロックを外す。意図的にスマホを残しておくあたり、陸光も小時が自分のスマホを解除できると知っているということになる。んおお……距離感バグってんな……。

ロック番号は091305。意味は現時点では不明。今回の事件とは直接関係はなさそうなので、シーズン3の布石か???

中国は数字をあてたスラングもめちゃくちゃ多いが、SNSをしない陸光がそういう意味で入れているとはあまり思えない。

 

・喬苓と小時

小さい頃は牛乳が嫌いだったらしい小時。

現在は取り壊し予定で誰も住んでいないはずの南德区で本物の天希が見つかり保護されたものの、喋ることはできず、何も食べない。そこへ喬苓が「私には弟がいる」と会話をはじめる。そういえば設定では喬苓が一つ年上だったっけ。

中国では特に親しい間柄は、家族に相当する呼び方をする。親しさに対する呼称が日本とワンランク違うのが中国。

それにしても、牛乳を飲まないと大きくなれないと言う話は中国でもいわれるんだなぁ。

 

・銭進と天辰

その袋は一体。

どうやら銭進と天辰は撮影スタジオか舞台の楽屋のような場所を拠点にしているようだ。二人が高笑いしているシーンとこのシーンで電車が線路を走る音が聞こえる。居場所のヒントかな。

銭進は小時の過去へダイブできる能力を欲しているが、そもそも小時にその能力があることをどこで知ったのか。計画とは何なのか、いつから実行されているのか、色々と気になる。