＃Ⅱ-7 中国タイトル「巷战（URBAN WARFARE）」
日訳：市街戦
シーズン２も折返しました。今回ほぼ戦闘なので考察はあまりない。王娟さん……(´；ω；｀)
・作画スタッフ
脚本（剧本）は李豪凌、絵コンテ（分鏡）は陈绍宇（陳紹宇）。
アクション回はやはり作画の人数が増えるなぁ。そして今回は鉛元素動画。
・警察のすぐとなりにあるゴーストタウン
そうはならんやろ、と言いたくなる警察の裏門から出て道路を挟んだ区画という好立地に取り残された無人の旧市街。ゴーストタウンは中国では「鬼城」と呼ぶ。（天官賜福に出てくる鬼城は本当に鬼が住んでいる街だが）
廃墟の壁のいたるところに赤字で「拆（解く、取り壊すこと。解体予定の家に行政などが付ける）」と書かれているため、おそらく住民は再開発のために立ち退きしたのだろう。
旧市街の廃墟とは関係ないが、ちょうど本日、中国不動産大手の恒大集団が破産したというニュースが流れた。
48兆円負債 恒大集団が破産申請 中国“危機”日本への影響不可避（テレビ朝日系（ANN）） - Yahoo!ニュース
鉄の過剰生産、急速な都市化推進計画、負債を抱えてまで需要を超えた建設を続ける（GDPは稼げるので？）などした結果、不動産バブルで高層ビルだらけだが実は誰も住んでいない、という場所は中国に複数存在するようだ。
一人っ子政策の影響もあり、中国の人口は減少に転じている。高齢化も今後は日本より早く進むと見られている。
中国の人口が減少、2023年にはインドが世界首位：国連予測 | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ
・赤眼の能力
ア”ッ😭😭😭😭（陸光の腹が心配）
という訳で（？）、李天希？の能力はおそらく「触れている間だけ、その相手を操作する事ができる」能力か。写真に関する能力はもう一人の兄か、それとも。
・戦闘シーンがめちゃめちゃいい（早口）
本当にめっちゃ好き。２話の戦闘シーンもそうだけど格闘技（プロレスやボクシング等）と武道（合気道などの護身術、太極拳、拳法、空手等）の要素をふんだんに詰め込んだ殺陣で、異能バトル的なエフェクトは一切なく無言のガチで泥臭い競り合いに、実写ドラマのようなカメラワーク、これがテーマと状況に最高にマッチしているんですよアニメーターさんめちゃくちゃ研究してる感じがする。日本だと過去作に事例（事例て）がありすぎるせいもあって他作オマージュが入ったり、やたら戦いながらしゃべったり回想シーンはいったりするが時光代理人は演出が実写ドラマ寄りなのでテンポ良く戦っている。
日本は警察学校で柔道か剣道が必修だが、中国の警察は中国武術を習うんだろうか？
・銭進の目的
これはもうベタベタだが、過去を改変して死んだ妻に会いたいやつでしょう。過去を変えれば今の出来事も変わるから、どれだけ現在で罪を犯しても問題ないと思っているんだろうか。今のところルックス以外にいいところがないぞ！
